男役の美学の歴史を旅する
2018年3月4日(日) 14:00開演
宝塚文化創造館 講堂ホール
(宝塚音楽学校旧校舎)
歴史を知れば、もっと好きになるタカラヅカ!
かつて、女性ファンよりも男性ファンが多い時代があった。
魅力的な男役を演じるために、狂言を学んだタカラジェンヌがいた。
・・・そんなタカラヅカの歴史、知っていましたか?
第1部の2つのトークでは、タカラヅカの魅力を歴史から紐解いていきます。
小林一三研究の第一人者である津金澤聰廣と元祖ヅカ男子・古川明による夢の対談、宝塚歌劇団に約42年にもわたって在籍された鈴鹿照さんによる「男役の声」と「狂言」をめぐるトーク、どちらもお聴き逃しなく!
第2部では、鈴鹿照さんと星野瞳さんの、退団後さらに輝きを増し続けるステージをお楽しみください。
チラシをダウンロードしていただくことができます
〈第1部〉
トークⅠ 「タカラヅカが輝き続ける理由を歴史的に探る」
津金澤 聰廣 (関西学院大学名誉教授)
× 古川 明(元 日本アメリカンフットボール協会理事長)
鈴鹿 照 (元 宝塚歌劇団)
トークⅡ 「狂言に学んだ男役の声」
〈第2部〉
鈴鹿 照
創作一人狂言 「福商い」
大蔵流狂言 「那須語」
ミニコンサート 「懐かしのタカラヅカメドレー」
星野 瞳 (元 宝塚歌劇団)
ピアノ:説田 圭香
出演
鈴鹿 照
1966~2007年、宝塚歌劇団に在籍。テレビ放送「にんじん」に主演。『ベルサイユのばら』『忠臣蔵』『ファントム』など老若男女を問わず演じる一方、「宝塚狂言の会」に出演、助手も務める。茂山忠三郎門下狂言会にも多数出演。現在、わかりやすく一人で演じられる狂言を考え「創作一人狂言」として1年1作を目標に発表している。
星野 瞳
元宝塚歌劇団、月組出身。歌劇団ではエトワールも務め、ロンドン公演にも参加。退団後はディナーショーやライブなどを中心に活躍。2016年、M`sカンパニーを立ち上げ、各方面でその才能を発揮している。
津金澤 聰廣
関西学院大学名誉教授。現代文化研究会指導教授。代表的著書『宝塚戦略―小林一三の生活文化論』(講談社現代新書、1991年)は、宝塚歌劇と小林一三研究にとっての必須の入門書。
古川 明
元日本アメリカンフットボール協会理事長。現代文化研究会会長。1936年の初観劇以来、現在に至るまで宝塚歌劇を愛し続けている。
【総合司会】 辻本 由美 フリーアナウンサー
【インタビュアー】 貫田 優子 大阪大学非常勤講師